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神戸のラーメンの定番「もっこす」に行ってきました。

神戸のラーメンの定番「もっこす」に行ってきました。

https://www.moccos.jp

 

もっこす」は、1977年に神戸大倉山で創業された神戸の老舗ラーメン店です。直営、FC含めて神戸から西宮にかけて14店舗あります。「もっこす」という言葉は神戸の言葉ではなく、熊本で「意地っ張り」という意味らしいです。創業者が熊本に縁があったのでしょうか?

どんなラーメンかと言いますと、「野菜と豚足を圧力釜で仕上げた豚足しょうゆ味。自家製ストレート生細麺。(HPより)」です。大学生の頃によく食べていましたが、働き出してから大阪に引っ越して食べる機会に恵まれず、かなり久しぶりです。「らぁめんたろう」と並んで神戸っ子にはお馴染みのラーメン屋さんです。

 

若い頃に好んで食べたものを久しぶりに食べる時に、「そうそう!この味!久しぶりだけど、美味しいな」となることもありますが、思い出補正もあって期待し過ぎてしまうことがありますよね。こちらの味の好みが変わってたり、食べ物の味自体も少し変わってたりして「あれ?」となってしまうこともあります。

さて、十数年ぶりの「もっこす」はアラフィフの舌とお腹にどのような衝撃を与えてくれるでしょうか?

この日に注文したのは定番の「中華そば」です。せっかくなので炒飯もついでに。

もっこすのスープは、醤油ベースのためあっさり寄りの味ではあるのですが、豚足からの旨味、脂が出ていて、しっかりとスープを彩ります。脂は結構多くて、冬場は食べている途中にスープが冷めてくると脂の膜が張ってきます。細麺と絡むと美味。

薄切りのチャーシューもしつこ過ぎず、細麺とスープを引き立てます。

久々でしたが、「ああ、これやなぁ」と懐かしく、美味しくいただきました。

炒飯も美味しかったです。写真には映っていませんが、黄色く甘いタクアンが食べ放題です。昔は白米も頼んでタクアンと一緒に食べてたなぁ。

 

総評です

醤油ベースのスープには野菜と豚足の旨味が凝縮されており、細麺と相性がいいです。

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